2023年12月18日(月)、ハートフルゆめ基金とくしま「第9回円卓フォーラム」を開催しました。
開催日時:2023年12月18日(月)18:00~20:30
開催場所:アスティとくしま3F特別第2会議室
次第
18:00・2023年度ハートフル社会貢献基金助成団体による中間活動報告
18:30・基調講演「遺贈寄付の現状と受入」
事例発表・質疑応答
19:45・対話の時間
私たちの考える”とくしま”の課題とは
2023年度ハートフル社会貢献基金助成先団体による活動報告(概要)
【ぽかぽか食堂】
大学生による食事の無料提供、学習支援、地域コミュニティの活性化についての取組等について紹介。~みんなの居場所(家でも学校でもない第3の居場所)をつくりたい~という想いでこれからも活動を続けていく。
【セラピー乗馬てくてく育成会】
困難さを抱えた生徒とその保護者、教員へのホースセラピーの実施。活動やその成果について紹介。ホースセラピーを多くの方に知っていただき、その可能性を様々な面から活用できる方法を探っていきたい。
【阿波苆保存研究会】
スサ保全活動スタートアップのための主要ステークホルダーを対象とした関係者アセスメントの実施について紹介。課題整理や事業目標を定めるための意見マップを作成する過程等について説明。
【cotocoto】
離乳食や偏食で困っているお子さんへの食育相談認知拡大のための事業ソング作成について報告。シンガーソングライター福富弥生さん作詞・作曲の「cotocotoソング」を披露。
【とくしま社会運動資料センター】
センターの取組について紹介。山積みになっている資料を書庫によって整理が可能となった。後世に想いを伝えるための更なる整備にむけて活動を続けていく。
【基調講演】
全国レガシーギフト協会 代表理事 山北洋二氏
「遺贈寄付の現状と課題~遺贈寄付の地産地消のすすめ~」


現場での具体的なお悩みや、遺贈寄付を広げるためのアプローチについて活発な質疑応答が行われました。
家族間のトラブルを防ぐには?
・葬儀や現場での揉め事を防ぐには「故人の遺志がどこにあるか」が最重要です。
・遺言書を作る段階で名義確認等を行い、「公正証書遺言」をしっかり作成しておくことが大切です。
「付言事項」の重要性
・遺言書における付言事項は、家族に向けた「揉め事を起こさないための最後のメッセージ」として大きな役割を果たします。
遺贈寄付を前向きに広げる工夫
・「遺贈寄付」というダイレクトな名称のセミナーよりも、まずはシニア層を対象とした「終活セミナー」を開催。
・その中で一つの選択肢として遺贈寄付を提示する(ワンクッション置く)アプローチが効果的です。
【対話の時間】私たちの考える”とくしま”の課題とは
地域の人口減少、防災、コミュニティのあり方について、参加者それぞれの視点から熱い想いが語られました。
人口減少と空き家問題: 急激な人口減少に伴う空き家問題への危機感と、新たな一手への模索。
防災と教育: 南海トラフ地震への地域格差への懸念。
安心・安全を守る活動や、地域愛を育むキャリア教育による人口減少抑制の提案。
地域を楽しむ心構え: 「ないものねだり」ではなく、今あるものを大切に楽しむ姿勢。鳴門の蓮の花のように「泥の中で咲いてやろう」という強い気持ちが地域を元気にします。
■ ハートフルゆめ基金とくしまより(久積理事長)
「ハートフルゆめ基金とくしま」は来年で10周年を迎えます。
現在は新しい冠基金「つながり」をはじめとする4つの基金を運営しており、これまでに多くの助成団体が感動的な取り組みを形にしてきました。先の記念誌も「お互いを知る機会」として大変ご高評をいただいております。
10周年の節目を機に、私たちはどのような「市民ソーシャルファンド」を目指していくべきか。今後とも皆様からの積極的なご意見・アイデアをいただけますと幸いです。
【今後の展望】
今回の対話で見えた「個人の想いを地域に還す(地産地消)」仕組みづくりと、徳島の課題解決に向け、ハートフルゆめ基金とくしまは、これからも歩みを進めてまいります。
ご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました。