【2023年度 助成対象事業】
本事業は、皆様から当団体へお寄せいただいた大切な寄付金を原資として助成・応援しています。
地域の課題解決に挑む団体を支えてくださる寄付者の皆様に、心より御礼申し上げます。
以下より、皆様の温かいお気持ちによって動き出した、本年度の事業計画をご紹介いたします。
実施団体:とくしま社会運動資料センター
センター発足から約10年に及ぶ活動で多くの書籍等が寄せられ、約15,000部の県内外の社会運動史関係資料を収集整理している。貴重な資料を次の世代に残すことは、私たちの責務であると強く感じています。

【寄付者の皆様へ:活動報告】
本事業の助成期間は2024年6月をもちまして、無事に終了いたしました。
皆様からお寄せいただいた温かいご支援により、各団体が地域の課題解決に向けて力強い一歩を踏み出し、多くの成果を上げることができました。
皆様の温かいお気持ちとご支援に、改めて心より深く感謝申し上げます。

ハートフルゆめ基金からの助成を頂き、書架の購入で資料整備と公開できますことに冒頭、お礼を申し上げます。

当団体は公益法人制度改革に基づき徳島県労働福祉会館の公益目的事業として2014年「とくしま社会運動資料センター」がスタートいたしました。

「社会運動はその性格上、一定の役割を果たすと運動母体が消散し、運動に関わる様々な資料は散逸するものも数多くあります。そのため、こうした貴重な文献資料を集積し、広く県民の皆様へ閲覧開放することにより、勤労者福祉の発展に寄与する」ことを目的としています。

発足以来、徳島に関係の深い、賀川豊彦関連や北條民雄とハンセン病、森永ヒ素ミルク、などの講演・パネル展を取り組み、コロナ禍で中止もありましたが公開講座も毎回50人前後の参加を得て16回を数えました。

そして、これら講演をベースに講演録を2016年に『輝いた阿波の女性たち』、2021年に『第二集 部落史関連講座』と、『第三集 社会運動史関連講座』を発刊しました。

資料センター発足から約10年に及ぶ活動で、多くの書籍等が寄せられ、①部落問題、②労働問題、③沖縄、④女性、⑤思想史、⑥社会等それぞれに分類し整理しています。
現在は徳島水平社結成の中心人物である井藤正一さんの日記の翻刻作業をすすめ、来年12月の徳島水平社創立記念行事に向けた取り組みを進めています。翻刻研究にゲスト参加をいただいている同志社大学の関口寛先生は「日記などに書かれていることの読みを深めるとともに、仮説を立てて事態の検証をすることが重要」と翻刻活動の重要性を話され、本年3月開催の第16回公開講座で講師の小杉亮子先生は「地域の歴史と社会を形成してきた運動資料の収集、保存」の重要性を説かれ、改めて、貴重な資料を次の世代に遺すことは、私たちの責務であると強く感じた」と話されていました。そういった重要な資料を今回ハートフルゆめ基金からの助成金により購入いたしました保存書架により資料整備に務めて参ります。