基金NO.ハートフル社会貢献基金(2023年)

スサ保全活動スタートアップのための主要ステークホルダーを対象とした関係者アセスメントの実施

【2023年度 助成対象事業】
本事業は、皆様から当団体へお寄せいただいた大切な寄付金を原資として助成・応援しています。
地域の課題解決に挑む団体を支えてくださる寄付者の皆様に、心より御礼申し上げます。
以下より、皆様の温かいお気持ちによって動き出した、本年度の事業計画をご紹介いたします。

  

実施団体:阿波蒭保存研究会

【申請する活動の目的】
 阿波茚保存研究会は、徳島県鳴門市の伝統的な生業である川と共存した自然製法によるスサづくりを保全し、スサを基盤とした経済活動、景観保全、環境保全を行い、豊かな地域づくりを実現する「スサ保全・活用活動」を令和5年6月からスタートしました。
 鳴門市にわずかに残る土壁材料のワラによるスサ製造は、国内でも2事業所のみ、川水を利用したアク抜きスサの製造は、国内でも鳴門1箇所のみの製造となっています。スサ保全・活用は、伝統産業保全のみならず、周囲のレンコン、コウノトリ、旧吉野川下流域の水網など、歴史・生活・生業・自然にかかわる文化的価値の高い活動といえますが、まだ十分には認知されていない状態にあります。
 伝統的な「スサ保全・活用活動」の推進には、製造者、地域、行政、地域等の関係者の基礎的な合意形成が不可欠で、この合意形成に先立つ主要なステークホルダーの利害・意向把握のための「関係者アセスメント」が活動のスタートとなります。
 このため、本申請では、スサ保全・活用活動スタートアップのために不可欠な主要ステークホルダーを対象とした関係者アセスメントの実施を申請します。

【申請する活動の内容・実施方法】
・準備・調整:対象者の選定、連絡・・・8月
 スサ製造者、スサ事業関係者、周辺地域関係者、行政(鳴門市)、数名程度
・関係者アセスメントの実施計画(設問計画、実施のルール案作成)・・・9月
・関係者アセスメントの実施・・・10月〜12月、個別訪問、数名程度
・意見情報整理(個人情報を削除した意見整理、意見分布アップの作成)、意見情報の要約

< 関係者アセスを踏まえて、次のステップとなる合意形成ワークショップ等の計画>
・ 関係者アセスメント意見情報の把握
・「スサ保全・活用活動」の推進のための合意形成ワークショップの計画

上記を円滑に進めるため、関係者アセスメント、合意形成の専門家1名の招聘を予定します。
・招聘予定者:澤田俊明氏(徳島大学客員教授)、まちづくり等における関係者アセスメント及び合意形成の国内での第1人者の一人。

【活動により期待される効果と、助成後の計画】
■活動により期待される効果
「スサ保全・活用活動」のスタートアップとなる、個人情報を保護した主要な関係者の「関係者アセスメントの実施」により、関係者の利害把握ができ、「スサ保全・活用活動」の次のステップとなるワークショップの開催が実現できます。鳴門市に現存する国内でも希少な伝統的なスサ製造保全、また、レンコン、コウノトリ等による歴史・生活・生業・自然にかかわる文化的価値の高い「スサ保全・活用活動」の円滑な離陸が期待できます。

■今後の取り組み
申請の「活動2. 関係者アセスを踏まえて、次のステップとなる合意形成ワークショップ等の計画」による「スサ保全・活用活動」推進にむけたワークショップの開催を予定します。
スサ保全のためのワークショップ開催(申請時のイメージ)
・KJ法ワークショップ 2回程度
・PCM(プロジェクト・サイクル・マネジメント)ワークショップ、系図で意見 3回程度

 

【寄付者の皆様へ:活動報告】
 本事業の助成期間は2024年8月をもちまして、無事に終了いたしました。
皆様からお寄せいただいた温かいご支援により、各団体が地域の課題解決に向けて力強い一歩を踏み出し、多くの成果を上げることができました。
 皆様の温かいお気持ちとご支援に、改めて心より深く感謝申し上げます。

助成総額
100,000
  • 実施団体:阿波苆保存研究会

団体基本情報

所在地 徳島県板野郡北島町新喜来字二分1-122
代表者 前田 亞矢
Email nakazususaseizousyo@gmail.com

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