【2025年度 助成対象事業】
本事業は、皆様から当団体へお寄せいただいた大切な寄付金を原資として助成・応援しています。
地域の課題解決に挑む団体を支えてくださる寄付者の皆様に、心より御礼申し上げます。
以下より、皆様の温かいお気持ちによって動き出した、本年度の事業計画をご紹介いたします。
実施団体:NPO法人オーティの会
【申請する活動の目的】
近年、障がい名の認知度が向上し、幼児期からレスパイト的な支援を受ける機会は増加しています。しかし、障がいの特性は個々に異なり、社会において誤解を受けることによる生きづらさを抱える当事者は依然として多く存在します。また、障がいを持つ方々への支援が拡充する一方で、当事者の家族が障がいの特性を正しく理解し、支援者と連携を図りながら、家庭環境の中で子どもたちの成長に応じた育ちを学ぶ機会は十分とは言えません。発達障がい児者の支援においては、社会性やコミュニケーション能力、想像力の質的な偏りといった特性に対する適切な理解とサポートが不可欠です。そのため、当事者への直接的な支援のみならず、彼らを支える家族への包括的な支援にも取り組む必要があります。本助成金を活用し、障がい特性に対する理解促進と家族支援を強化することで、当事者が社会の中でより良い生活を送るための環境を整えていくことを目指します。
【申請する活動の内容・実施方法】
発達障がい児者や家族の学び場を兼ねた居場所として、子ども活動と成人活動を徳島県内の公共施設で毎月定期的に開催。 活動は、徳島県内の鳴門教育大学、徳島大学から発達障がい児者および家族支援の専門家、将来の専門家を志すボランティア学生と協働しておこなう。
【活動により期待される効果と、助成後の計画】
当法人は、発達障がい児者およびその家族支援の機関として、従来から公認心理師の協力を得ながら支援活動を行ってまいりました。今後さらに支援体制を強化するため、新たに発達障がい専門医師の協力を得て、エビデンスに基づいた子ども向け活動および家族学習支援事業の充実を図ります。また、成人当事者会の活動に加え、2025年度からの新規事業として、発達障がいのある成人女性を対象とした交流・支援の場を創設します。さらに、2016年に開始した成人当事者会の事業継続を目指し、当事者が安心して交流できる環境を整え、社会的な孤立を防ぐ取り組みを推進します。
◆オーティの会は、2001年に「高機能広汎性発達障がい」と診断された子どもを持つ家族が集まり、支援者やボランティアの力を借りて、小さな活動を始め、子どもたちの成長や日々の悩みに寄り添いながら、保護者同士が学び合い、支え合える場をつくってきました。 活動を始めて15年目の春、2015年4月からは、特定非営利活動法人(NPO法人)として新たな一歩を踏み出し、会員外の発達障がい者とともに居場所作りを行い、より多くの仲間とともに活動の幅を広げています。 私たちは、発達障がいある人やその家族が、地域の中で誤解されることなく、安心して過ごせる環境づくりを目指しています。
一人ひとりの存在が大切にされる社会をめざして、これからも活動を続けてまいります。
【寄付者の皆様へ:活動報告】
本事業の助成期間は2026年6月末をもちまして、無事に終了いたしました。
皆様からお寄せいただいた温かいご支援により、各団体が地域の課題解決に向けて力強い一歩を踏み出し、多くの成果を上げることができました。
皆様の温かいお気持ちとご支援に、改めて心より深く感謝申し上げます。



