DV被害等により傷ついた女性と子どもにグループワークで心の手あてを行います。
暴力は身体だけでなく心にも大きな傷を与えます。家庭の中での暴力は、外からは見えにくく、被害に気づきにくいものです。
相手とうまくやっていく方法があるのではないかとか、私が悪いからこうなったと思い込んでいる場合もあります。
そのため、離れるまでに時間がかかる場合が多いです。その間に、暴力は女性のみならず、子どもにも影響を及ぼします。
子どもは、いつ暴力が起こるかわからない状況や、怒り出したら父を優先しないといけなかったり、緊張感が支配しだすと、なんとかしようとしなければいけない、など、子どもが安心して育つ環境とは言い難く、子ども時代に学ぶべきことを、学べないままになってしまいます。これらは、暴力被害から離れた後も、女性と子どもに影響を与えます。
そのため、暴力被害を経験した女性や子どもにグループワークを行います。
暴力のしくみや力関係を理解し、自分に気づき自分を大切にすることを体験し、人との関係性の回復を図ります。
グループで話をすることで、暴力被害が自分一人ではないことを知り、聞いてもらうことで自分を客観的に見ることができるようになったり、暴力被害にたいして距離がとれるようになることと思います。
子どもケアプログラムでも、暴力のしくみについて話をしたり、ワークをしながら感情をほぐしたり、自分の持っている力に気づいていくよう支援を行います。これらにより、再被害や世代間連鎖を防止します。いただいたご寄付で、一人でも多くの女性と子どもにケアを届けたいと思っています。よろしくお願いします。
女性グループ・すいーぷ
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